算命学解説

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散法-害について②

前回は主に害が現れる体の部位を列記しましたが、今回は現象を説明していきます。命式や後天運で害が成立していて、体に病気として出てこないときは現象として消化しています。害を方向分類すると、上記の図になります。北方の害子未の害物事のまとめが悪いと...
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散法-害について①

害とは、宇宙の自然の気の流れである支合の流れを乱すエネルギーのことです。具体的には支合(まとまろうとする気の流れ)を邪魔するエネルギーであるため、害のエネルギーがあると物事がまとまりません。直接的な力が働き、物事がずれる、裏切られる、調和が...
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2024年甲辰と日本の命式

算命学的には2月4日の立春から新年が始まります。今年は「甲辰」年。甲辰は『常緑の木』と言われ、陽の木質である甲=樹木が、温暖な土質の辰にしっかり根付いている干支です。常緑とは一年を通して青々としている樹木で松の木などが挙げられます。正月の門...
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後天運で害が廻ってくるとき

鑑定を依頼される方というのは、おもに後天運が天中殺という方が圧倒的に多いのですが、後天運で害が巡って来ているときという方も多い印象です。後天運で害が廻ってくると、アンバランスな状態になり、現実と精神が一致せず、ストレが溜まりやすいからだと思...
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結婚したほうがよい人体図

人はそれぞれの陽占の人体図に5つの星を持っています。平均的に持っている人もいれば、偏っている人もいます。例えばこのような人体図の女性がいるとします。禄存星鳳閣星司禄星牽牛星玉堂星このような星を持った人は、家庭向きです。純星(※1)が5つです...
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離郷して陽転させる場合はどこへ向かうと良い?

離郷することで宿命通りになり、陽転する人は子丑天中殺、辰巳天中殺、戌亥天中殺、宿命中殺がある人(生月、生年中殺)、日座中殺(甲戌、乙亥)、立地反剋、宿命に月支に対沖がある人、宿命に異常干支を持っている人、変剋律大運(異常干支が2つ以上回って...
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宿命中殺と日座中殺の生き方

宿命中殺を持っている人は、家系や親からの恩恵は受けられません。縁が薄い宿命です。いつまでも家系や親に縛られていると、外側からは充実してそうな人生に見えいても、本人の内側である心は、いつまでたってもモヤモヤした気持ちのまま充足感を得ることがで...
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家系を壊してから陽転する子丑天中殺

日本は今、超高齢化社会です。それに伴って起きる問題は親の介護です。平均寿命がどんどん上がっているため、子供は弱っていく老親の介護に長期間付き合わなければいけません。こんなに社会が高齢化しても、日本社会は介護に関するサポートは遅れているため、...
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アベノマスクと司禄星

コロナが蔓延しはじめたのは、2020年の春でした。あの時は世界も日本も得体のしれない新しいウィルスにパニックになっており、どのような対応をしてよいかわからず、日本では『緊急事態宣言』なるものが発動され、世界大戦でも起こったかのような感覚にな...
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『壬寅』、『雨路(うろ)の砂堤(さてい)』

算命学的には今日から新年となります。『壬寅』は算命学では『雨路(うろ)の砂堤(さてい)』と言われています。陽の水質である壬は、海や湖、大河などの大きな水が集まった状態。そして地支の寅は木質ですが、寅の中のエネルギー二十八元に陽の土質である戊...