算命学解説

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散法-害について③

前回では、害の現象について説明しました。 害は直接的な邪魔が入り、まとまろうとしているのにまとまらないのですが、そんなときは精神と現実をまとめる必要はありません。まとまらないということを「あー、なんか違うなあ」と一旦は受け止めるけど、受け流...
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散法-害について②

前回は主に害が現れる体の部位を列記しましたが、今回は現象を説明していきます。命式や後天運で害が成立していて、体に病気として出てこないときは現象として消化しています。 害を方向分類すると、上記の図になります。 北方の害子未の害物事のまとめが悪...
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散法-害について①

害とは、宇宙の自然の気の流れである支合の流れを乱すエネルギーのことです。具体的には支合(まとまろうとする気の流れ)を邪魔するエネルギーであるため、害のエネルギーがあると物事がまとまりません。直接的な力が働き、物事がずれる、裏切られる、調和が...
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2024年甲辰と日本の命式

算命学的には2月4日の立春から新年が始まります。今年は「甲辰」年。 甲辰は『常緑の木』と言われ、陽の木質である甲=樹木が、温暖な土質の辰にしっかり根付いている干支です。常緑とは一年を通して青々としている樹木で松の木などが挙げられます。 正月...
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子丑天中殺さんの親の介護について

知り合いが親の介護に悩み、自〇未遂を起こしました。意識不明の重体です。命を取り留めても後遺症がかなり残ると思われます。とてもショックで、何も手につかない日々を過ごしていました。 以前、その方の命式をみたことがありました。子丑天中殺さんで、宿...
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後天運で害が廻ってくるとき

鑑定を依頼される方というのは、おもに後天運が天中殺という方が圧倒的に多いのですが、後天運で害が巡って来ているときという方も多い印象です。 後天運で害が廻ってくると、アンバランスな状態になり、現実と精神が一致せず、ストレが溜まりやすいからだと...
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結婚したほうがよい人体図

人はそれぞれの陽占の人体図に5つの星を持っています。平均的に持っている人もいれば、偏っている人もいます。 例えばこのような人体図の女性がいるとします。 禄存星鳳閣星司禄星牽牛星玉堂星 このような星を持った人は、家庭向きです。純星(※1)が5...
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年運天剋地沖の消化の仕方2

パートナーの病気と手術騒ぎですっかり忘れていたのですが、家族が月柱の天剋地沖の年でした。思ってもいなかったどんでん返しがあり、その家族の天中殺の月にとんでもないことが起こりました。天中殺では隠れていたことがでてくるとは、まさにこのことなんだ...
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年運天剋地沖の消化の仕方

パートナーにがんが見つかりました。偶然、他の病気でクリニックを受診中に見つかりました。 2022年、彼は年運天中殺でした。見つかったのは2023年1月。(算命学では新年の始まりは2月)天中殺は「隠れていたものが見つかる」と言われています。浮...
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離郷して陽転させる場合はどこへ向かうと良い?

離郷することで宿命通りになり、陽転する人は子丑天中殺、辰巳天中殺、戌亥天中殺、宿命中殺がある人(生月、生年中殺)、日座中殺(甲戌、乙亥)、立地反剋、宿命に月支に対沖がある人、宿命に異常干支を持っている人、変剋律大運(異常干支が2つ以上回って...