『壬寅』、『雨路(うろ)の砂堤(さてい)』

算命学解説

算命学的には今日から新年となります。

『壬寅』は算命学では『雨路(うろ)の砂堤(さてい)』と言われています。
陽の水質である壬は、海や湖、大河などの大きな水が集まった状態。
そして地支の寅は木質ですが、寅の中のエネルギー二十八元に陽の土質である戊があり、雨が降った後の流れをせき止め、大きな水の塊を支えている形となります。そのため『雨路(うろ)の砂堤(さてい)』と呼ばれています。

新年はいつも寅から始まります。つまり、今年は寅年ですから十二支の始まりにあたる年なわけです。寅年から未年まで陽=生の時期、陰=死の時期は申年から丑年まで。昨年は丑年でしたから、丑から寅に変わるということは、十二支の境目であり、生死の境目、陰陽の境目、物事の変化の象徴のときを表しています。今年は現実(地支)が変化する年になり、天干の精神は壬で大きな流れる、形のない柔軟性のある水質ですから、その変化を恐れずに柔軟に対応していきましょう。

コロナが蔓延し始めて早くも2年が経ちますね。また感染者が日々最多を更新し、非常に不安定な毎日を送っておられるかもしれません。Withコロナの時代になり、コロナ前には考えられないような生活の変化が起きましたよね。リモートワーク、オンライン授業・・・等々、私たちの生活はコロナをきっかけにして、生活様式や概念は大きく変化しました。また医療ひっ迫という状況を経験した私たちは、医療資源は無限ではないということを実感し、さらなる超高齢化社会においては、質の良い医療サービスは手軽に受けられるものではなくなる危機感に、今後どのような社会を作っていくべきかを考えるきっかけになったのではないでしょうか?

子丑天中殺グループは2年間の年運天中殺期間が終わり、今度は寅卯天中殺グループが年運天中殺に入ります。我欲で10年間を過ごして来られた寅卯天中殺の方は、この2年間で自分の行動を反省するようなことが起こるかもしれません。自分を見つめる期間だと思い、軌道修正してしてください。また天中殺期間は精神的に落ち着きませんが、受け身で過ごし、ゆっくり精神的なことに励みましょう。

寅卯天中殺グループの皆さん、心の準備はできましたか?2年間の枠の無い世界に突入します。

丑寅の方角の説明については詳しくは下記を参考にしてください。

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