算命学との出会い

算命学解説

鑑定相談の依頼は、不思議と年運天中殺にあたる方からのものが多いです。気の流れがそうさせているのでしょうか。天中殺期間というのは、たとえ月天中殺であっても心が落ち着かない感じがあるため、そうさせるのかもしれません。

思えば、私の算命学との出会いも天中殺の時期でした。とても痛い思いをしたことがきっかけです。あの痛い出来事がなければ私は算命学に出会い、そして勉強をし、人生が豊かになることはなかったと思います。天中殺の時期は精神的なことに身を置くとよいとされる時期ですが、天中殺に起きた出来事は、今までの自身の在り方を見つめなおす良いきっかけになるということの教えなのかもしれません。

恥ずかしながら、自身の体験談をシェアしていきたいと思います。

私がなぜ算命学に行きついたのか・・・

天中殺のちょうどその時、私はある男性に出会いました。びっくりするような映画のような出会いでした。

あるSNSでたまたま目にした見知らぬ男性に私は「この男性素敵だなあ・・こんな人と付き合ってみたいなあ・・・」とこんなことを思ったのですが、お互い知らない相手同士でしたし、相手の男性は私を見たことすらないはずですので、庶民が俳優さんに淡い恋心を抱くかのようなそんな感じでした。

ところが、私を知らないはずのその男性から数日後、SNSを通してメッセージが届いたのです。

「友達になってくれませんか?」と。

それからSNSを通して二人のやり取りが始まりました。数日に1度くらいのやり取りだったのが、お互いに意気投合するようになってからは毎日やり取りをする仲になりました。メッセージだけではなく、そのうちビデオ通話でも話すようになりました。内容は他愛もないことです。その日あった出来事、仕事の愚痴、趣味のこと、休みの日に出かけた場所のこと、家族のこと。お互いに異性として意識しながらもそんなやり取りを続けた1年後、私たちは初めてデートをしお付き合いをすることになりました。

ところがお付き合いが始まってから何かがおかしくなっていきました。だんだん、その男性と連絡が取れなくなっていったのです。私たちは遠距離恋愛でした。そうなかなか会えるほどの距離ではなかったため、連絡だけが唯一の手段だったのに、連絡が取れない。。。

遠距離恋愛でしたので、「いつ壊れてもおかしくない」とそう覚悟はしていましたが、やはりショックでした。連絡が取れたり、取れなかったり、連絡が取れてもどこか彼の態度がおかしい・・・

他に好きな人ができたなら隠さずにそう言って欲しい、そう思い、彼に質問しても「そんな人はいない、忙しいだけ」というのです。わけのわからないその曖昧な状況にどんどん不安が募る私。少しずつ精神がおかしくなっていきました。

そんなあるとき、決定的な証拠を見つけてしまいました。

なんと!彼は別の女性と婚約してしまっていたのです。

少なくとも私とやり取りしていた1年間は他の女性の影は全くなく、二股をかけられていた形跡は感じませんでした。突然のビデオ通話にも彼はすぐに反応していましたし、毎日やり取りをしていたわけですから。

婚約をしている事実を彼に確かめようとしても、彼はしらばっくれて、一向に認めようとしません。「そんな女性はいない、婚約はしていない」の一点張りです。そんなやり取りが数か月続いた後、彼の友達のSNSに二人の結婚式の写真がアップされていました

もう、これは決定的です。言い逃れはできないはず・・・それなのに彼は認めないんです。
「結婚していない」と言い張るのです。

ここまでくると、あなた、バカなんですか?!

って感じなんですけど(笑)・・・

そんな状態でも私が好きだという彼。呆れて何も言えませんでした。知らない間に私は不倫相手に降格していました。不倫が嫌いな私ですので、さっさと縁を切ろうと思ったのですが、これがなかなか切れなかったのです。その後はずっと彼に付きまとわれました。開き直った彼はどんどん私に連絡をよこすのです。着信拒否にすればいいのに、その時の私はなぜか蛇ににらまれた蛙のようになってしまっていて、それができませんでした。いつもの私ではありませんでした。関係を持つことはありませんでしたが、連絡を拒否することができなかった私は、彼の連絡にひたすら振り回されてしまい、心がどんどん消耗していきました。

そんなとき私は、何かにすがりつきたい・・・と思ったのです。

「なんで私にこんなことが起こるの?誰か教えて!」

そう思ったのです。思えば、私は付き合っていた男性にいつも浮気をされていました。相手が変われど私は何度も相手に浮気をされるということは、私自身に何か問題があるのでは?と落ち込み、どんどん自分に自信がなくなっていき、自分が嫌になっていました。

心理学、自己啓発、宗教、スピリチュアル、占い、色んなものを試してみましたが、どれも自分が納得できる結果は得られませんでした。

唯一、「ああ・・・そういうことだったのか」と自分を納得させられたもの。

それが算命学でした。

私の命式に書いてあったんです。

パートナーはモテる人。そしてそのパートナーは必ずライバルに奪われると。

モテない男性でも私と付き合うことで異性にモテるようになるんです。自分に起きてきた今までの出来事の謎が算命学で解け、相手の浮気は自分に非があったわけではないことがわかってからは自己否定感から解放され、少しずつ元気になりました。

私を振り回してきたその彼とは天中殺が明けると、すっぱりと連絡を絶つことができ、別れることができました。全ては天中殺期間に起こっていた出来事で、彼も私と同じ天中殺グループの人でした。つまり二人共天中殺期間中だったんです。

(ちなみにその彼の命式と奥様の命式と結婚の時期を重ね合わせ、3年後に別れると予想していたら、本当に二人は3年後に離婚しました。)

そして私は天中殺が明けてから算命学の勉強を本格的に始め、創喜塾で学びました。

算命学にたどり着き、鑑定を受けたいという方は、きっとこんな風に自分の人生に起きていることの真実が知りたいのだと思います。真実は時に残酷なこともあるのですが、何も知らずに「どうして自分に今こんなことが起きているのか」と悩み苦しみ、迷うより、算命学には解決策があるのですから、真実を受け止め、納得して生きていけると思うのです。少なくとも私はそうでした。

私の鑑定相談に辿り着いた方には、残酷な真実をお伝えすることもありますが、そこから自身の人生を見つめ直していただき、その方が納得できる人生を送れるように寄り添っていきたいといつも思います。宿命にないモノ、人にこだわらないこと、手放すことの大切さを知って欲しいと思います。そうして宿命通りに生きることができると、自分自身が輝いてくるからです。

私が算命学に出会うまで、イタイ思いをしましたが、今となってはそれがあってこその今の私です。あの彼にはやっぱり今でもムカつきますが(笑)、算命学とのご縁を作ってくれたので一応感謝します。これが何事も陰陽、表と裏ってことなのでしょうね。

天中殺期間中というのは、いつもの自分ではないため、判断は鈍りますし、行動もいつもと異なるため、ありえないような出来事が起こります。ですから現実的な行動は控え、受け身でルーティーンで毎日を過ごすことが大切だということなんですね。私のいた~い過去から、みなさんが天中殺期間を理解し、粛々と過ごしてくださることを祈ります!

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