家系を壊してから陽転する子丑天中殺

算命学解説

日本は今、超高齢化社会です。それに伴って起きる問題は親の介護です。平均寿命がどんどん上がっているため、子供は弱っていく老親の介護に長期間付き合わなければいけません。

こんなに社会が高齢化しても、日本社会は介護に関するサポートは遅れているため、必然的にその負担が子供にのしかかっていきます。親と離れて陽転する宿命や天中殺グループの人たちは、親の介護問題と自分の宿命との矛盾で、非常にモヤモヤした人生を歩むことになります。

昨今は独身者が増え、親と同居する人が増えています。欧米では子供は成人すると親から独立することが当たり前ですし、老人の介護は社会でするものという風潮がありますが、アジアは家系とべったりするという特有の風潮があり、日本も例外ではないため、今後人生が益々陰転する人が増えてくるように思います。

私は以前、総務を兼任する仕事していました。従業員の誕生日を祝いたいという社長の意向から、社員の全ての誕生日を把握し、従業員の誕生日プレゼントも準備していました。算命学の勉強を始めたばかりだったこともあり、気になる方の命式は練習として見せてもらいました。といっても数人でしたが・・・

例題として、その時に見せてもらった30代女性の話を取り上げたいと思います。

30代前半の独身女性で両親と同居、2人の男兄弟は遠方にいて、彼女の口癖は「私が養子をもらって家系を継ぐ」でした。彼女は子丑天中殺で、宿命中殺の無い方でしたが、彼女の日干が月支を剋す形をしていました。

そんな彼女の両親は、一人は白血病、一人は進行がんにかかっていました。彼女は二人の看病をしながら、仕事をしていたそうです。その事実は私がその職場を辞めて最近知ったのですが、当時は大変だったろうに全然そんなそぶりを見せない彼女でした。

子丑天中殺で日干が月支を剋す形の宿命というのは、陽転時、かなり激しい現象が起こります。

家系を散々壊してからでないと自分の人生を歩めないのです。

この形の宿命の子が生まれたら、寄宿学校にでも入れてさっさと親元から離さないと親である自分たちがやられてしまいます。彼女は後継ぎではないのです。

親との関係が上手くいかない。
親が病気がちで看病を強いられる。
親の介護で心身ともに疲弊している。
結婚運があるのに、独身である。(親と同居しているために結婚運が犠牲になっている)

このような方たちは、本来は親と縁が薄い宿命であることが多いのかもしれません。

30歳になる年は、年柱(東方)に誰しも納音が廻ってきます。年柱は親の場所でもありますが、つまり、30歳までに独立しなさいという意味であり、そして30歳がラストチャンスであるというお知らせなのです。例題の女性は、30歳を過ぎた頃から両親が次々に病気になり、看病で苦しんでいたようです。

実際このような状態になってしまったなら、親から離れることは非常に難しくなります。なぜなら心情的に病気で死にそうな親の介護を手放せませんから。このようになる前にご自身の宿命を知って頂きたかった。自分の宿命を知ること、子供の宿命を知ることは、とても大切だと感じます。

この女性は、親の運勢を潰して自分の人生を手に入れることになるのでしょう。

算命学でご自身の人生を向き合ってみることをおススメします。

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