徒然算命学 第5回 『天剋地合』

徒然算命学

あなたの周りに、『根回し上手な人』はいますか?
表では目立たず、陰で立ち回って、物事をまとめてしまう人。

物事には全て両面(陰陽)があります。

まとめる物事が周りにとってプラスのことであれば、
その人は、組織をまとめる世渡り上手な人と映り、
マイナスのことであれば、ただの自分勝手な強引な人に映ります。

このような人を算命学的に考察しますと、
『天剋地合』を命式に持っている人です。
「天剋」とは、天干が七殺の関係で、
「地合」とは、地支が支合か半会になっているということです。

この現象は、日柱との関係でみます。
干の七殺は、日干から見ますと下記のような関係です。

甲と戊

乙と己

丙と庚

丁と辛

戊と壬

己と癸

庚と甲

辛と乙

壬と丙

癸と丁

精神を表す天干は、七殺で(相剋になる)、
精神領域がダメージを受けることですので、
気持ちをまとめることができず、常に変わりやすいのに、
現実を表す干支は、合法(支合や半会)で「まとめたい」というふうに相対します。

この命式を持つ人は、
自分の気持ち、意志とは別に現実だけをまとめるわけですから、
周りからは、
「言っていることとやっていることが違う。何か思惑があるのでは?」などと思われ、
その人の行為、行動が策略を練っているように見られるかもしれません。
そういう意味で、誤解を受けやすいのが特徴です。

例え、まとめる物事がプラスのことであったとしても、
「上司にゴマをするのが上手い人!」とマイナスのイメージに捉えられてしまう人、
表向きの関係は仲良くしていても、陰で悪口を言って、
相手を陥れようとするような人は、
(↑女性にはよくありがちですね笑)
などは、このような命式の持ち主かもしれません。

ちなみに、幸風は、
このようなタイプの人と関わる機会は、あまりありませんでした。
関わったら、ちょっと厄介そう・・・な気もします。
厄介そうな人とは、関わらないように、巻き込まれないようにする・・・

巻き込まれたらひとたまりもない
鳴門海峡の渦潮のような嫉妬と陰謀が、
ゴジラの雄たけびのごとく渦巻く韓流時代劇ドラマを
幸風は見過ぎでしょうか・・・(´∀`*;)ゞ

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