徒然算命学 第18回 『多産児占技 ③』

徒然算命学

今回は、四つ子の占技を解説します。

四つ子

3、四つ子の占技

四つ子の占技には、四方向を使います。

異常干支を見つけ、
異常干支の十二支に着目するのは今までと同じですが、
今度はその十二支の方向を見ます。

① 十二支の方向分類

十二支の方向分類は、方三位と同じです。

北方:亥・子・丑
東方:寅・卯・辰
南方:巳・午・未
西方:申・酉・戌

北方
南方

異常干支は東西方向にはほとんどありません。

つまり、異常干支というのは、
現実では起きないのですが、だけは別格で扱います。

そのため、現実方向の
精神世界である『教養を身に付けたら』 という条件付きの異常干支としているのです。

天性の異常干支は、精神世界の方向に分類される北と南にしかありえないのです。

そのため、四つ子の場合は、
干支を四方向に分けてはいますが、
北と南に一番多く出るということになります。

② 北方の異常干支が出た場合 (乙亥・丁亥・戊子・己亥・庚子・辛亥)

1位:長男(子)
2位:三男(子)
3位:次男(子)
4位:四男(子)

③ 南方の異常干支が出た場合 (丁巳・辛巳・壬午・癸巳)

1位:四男(子)
2位:三男(子)
3位:長男(子)
4位:次男(子)

④ 西方の異常干支が出た場合 (甲戌・丙戌・戊戌)

1位:次男(子)
2位:四男(子)
3位:三男(子)
4位:長男(子)

⑤ 東方の異常干支が出た場合(壬辰)

壬辰は異常干支の13種類には入っていませんが、
四つ子の場合だけ異常干支として扱います。

四つ子が生まれやすい干支ということです。

優先順位は他の場合と同じで、年柱、日柱、月柱の順です。

多産児占技 ④へ続く

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