本日(2025/9/23)のT学館さんのYou Tube動画の質問コーナーは
「晩年に害大運がやってくるが怖いため対策を教えて欲しい」
という質問にお答えするというものでした。
(とても良い動画でした。リンクは貼りませんがご自身でぜひご覧ください)
動画を拝見していていつも思うのですが、T学館さんのO校長先生とU先生の話し方や言葉のチョイスがとても紳士的で優しくて、素敵だなあと感じます。
今回の動画は害大運についての対策法でした。害って聞くとやはり病気を連想させますし、「怖い!」と思ってしまうのは、普通の感覚だと思います。実際に私も現在は日支に害が廻る大運です。
ただ、動画内でも先生方が仰っていたように、晩年に病気をするのはごく当たり前のことなんです。誰しも年齢を重ねれば、その分、体も傷んできます。いわゆる「老化」っていうものです。老化は突然やってくるものではなく、少しずつじわじわきているので、自分では年を取っていることや老化していることに気づかず、病気になった時には突然発病したように感じますが、それは違います。気づかなくても確実に老化し、病気になりやすくなっているんです。
そして老化はゆっくりさせることはできても、止めることはできません。これは生物なら致し方のないことで、それを受け止めることができるのとできないのとでは、身の処し方に雲泥の差がでてくるのだと思います。
私は病院で働いていました。その時に沢山の患者さんと接してきましたが、
「病気になるのは自然なこと、なるようにしかならない」と受けとめられる方は、心穏やかな方が多く、うまくご自身の病気とつきあいながら、生活に折り合いをつけて悔いのない人生を送られている方が多かったように感じました。
動画内でO校長先生が仰っていたように、まさに「鳳閣星」(健康・長寿の星)を使った生き方なのだと思います。
そしてこの鳳閣星を活かすには鳳閣星を生じる石門星を稼働させることも大事だと動画内で仰っておられました。石門星は、協調や仲間をたくさん作るという意味ですね。女性は割と晩年はこのような生き方になりますので、だから女性は男性より長生きされる方が多いのでしょうか。
(そのようなことも動画内で語られていました)
私は先日、救急車で搬送されて、緊急手術と入院をしていたことはブログ内でもお話ししましたが、その際に経験した出来事をシェアしたいと思います。
救急外来で受診し、処置が行われ入院が必要になった際は、一般病棟ではなく、救急病棟に入院することになります。私が入院したのも救急病棟でした。当たり前なのですが、救急で来られた人というのは、日常生活が突然断裂されたまま入院生活を送ることになるのは珍しくはありません。
私が手術をしたその日の晩にも、どんどん患者さんが新たに病室に運ばれてきました。急遽入院された方は、家族以外で連絡の必要な人に自分から連絡を取っていました。
(本当は病室内での電話は禁止なのですが、体が動けないので、こっそり静かに連絡をとっておられました。看護師に相談し、少しだけという条件で特別に連絡を取っていたみたいです。状況が状況なので仕方ないですよね。)
これは私の隣のベッドにいた86歳のおばあさんの話なのですが、動画内の石門星を稼働させて鳳閣星の生き方をするというサンプルに当てはまるのではないかと思い出し、シェアさせていただきたいと思いました。
その方はご近所さん、会う約束していたお友達やボランティア(?)職場の方らしき人などに連絡をされていたようなのです。横で聞いていて驚いたのですが、その86歳のおばあさんは耳が遠いこともなく、認知症とは無縁な感じで、はっきりとした口調でしっかりとお話をされていました。
「突然、こんなんなってしもうて、しばらく退院できひんねん。テーブルに食べかけのトーストがあるからほかして欲しいのと、ジャムの瓶が開けっ放しになっているから、蓋して冷蔵庫に入れておいて欲しいねん。」
※ほかす(関西弁)=捨てる
って・・・どんだけ突然の出来事だったんだ?!と思わされる会話内容から始まって・・・、
(「救急ってこんなもんだよな・・・」と思いました。笑)
ちょっとだけの電話のはずが、結構な人数の方々に連絡を取られていて、横で聞いていた私も驚いたのですが、このおばあさんがお元気で長生きされているのも、家族以外に囲まれたこのような石門星の世界にいるからなのではと思った次第です。性格も可愛らしくて穏やかな感じのおばあさんでした。
(電話の会話を聞いているだけでは86歳だとは全くわかりませんでした。あとから年齢を聞いてかなり驚きました。それくらいお元気な方でした。)
今後、害大運に入られる方、晩年に害大運が廻る方は、健康に留意することは言うまでもないのですが、石門星の世界を意識してみるのも、良い対策になるのではないでしょうか。