結論から言いますと、算命学では人間の死期はわかりません。人の寿命は色んな複雑な要素が絡み合っての結果ですので、決められない、決まらないからです。
しかし、気を付けた方が良い時期というのはわかります。ここでは詳しくお伝えしませんが、算命学でいう気を付けた方が良い日というのは色々な見方があります。そのような日は、取りうる主体的な事前行動としましては、健康に関して予防を努めておくとか、危険な可能性があること(スポーツや車の運転、旅行など)は避けるなどくらいしかありません。
実は私は、ここ数か月体調を崩していました。自宅で突然の病に襲われ、救急車で病院に運ばれて緊急手術を受けたのです。
手術室に入室する前に
「もしかしたら今日は私の命日になるかもしれない」
そう覚悟しました。その日は私にとって気を付けた方が良い日でした。ありがたいことに命は助かり、この世に戻ってきました。そして元気にもなりました。注意に注意を重ねて大人しくしていても、こういうことが起こるのだと今回思い知りました。そしてやっぱり、死期はわからないものだとも思いました。
死期といえば、創喜先生がご存命の時、寿命計算占技の講習会が開催されました。先生が在住されていた東京での開催と、そしてわざわざ大阪にも足を運んでくださり、たしか、各1回ずつだったと記憶しています。当時ブログで算命学発信活動をされていた先生でしたが、寿命計算占技をネットで公開するのはよろしくない、世の中に与える影響が大きいということで、講習会に参加された方限定で行われたものでした。私も大阪講習会に参加した一人でした。
寿命計算占技を教えていただきましたが、鑑定をする際には私は一度もこの占技は使ったことがありません。先程もお伝えした通り、人間の死期は決まっておらず、わからないからです。
そして算命学では、死期を占ってはいけないと言われています。
死期は占ってはいけないと倫理観をもった占い師なら知っているはずなのですが、もしネット上で寿命に関する占技を公開している方がいても、どうか信じないでください。死期は占えません。