もう~~~い~~くつね~~~~る~~~~と~~
お・しょう・お~~~~・が~~~つ~~~~~
何回、歌うねんっ!
と突っ込みが入りそうですが、
正月気分の幸風ですっ
だから・・・ まだ早いっちゅうねん!
昨日は、少し早く、正月にちなんだ話題をモチーフに
算命学のお話をしてきましたが・・・・
本日も引き続き、お正月にちなんだ話題にて
第二弾を参ります
若水(わかみず)
という言葉をご存知でしょうか?
新年に初めて汲む水のことで、
正月の準備をする『年男』が元旦の早朝に、
なるべく遠くのところに水を汲みに行く重要な儀式のことを
『若水迎え』もしくは『若水汲み』と言うそうです。
このとき途中で人と言葉を交わしてはいけないそうで、
持ち帰ったお水を年神様にお供えし、
その後、雑煮を煮たり、お茶を淹れるのに使うのだとか。
お正月にこの若水を使って淹れたお茶は、
『大福茶(おおぶくちゃ)』と呼ばれ、
健康長寿、無病息災を願って飲む縁起物なのだそうです。
![茶2](https://blog-imgs-108.fc2.com/y/u/k/yukikaze3mei/gahag-0019560708_convert_20171220235734.jpg)
話は少し反れますが、
京都の寺町二条に本店を構える
日本茶の老舗『一保堂茶舗』さんには、
この季節に『大福茶』の茶葉が売られていますよ!
先日試飲しましたが、玄米が入っている玄米茶なのに、
玄米臭さがなく、まろやかで美味しい緑薫る日本茶でした!!
若水を汲みに行くときは、井戸や湧き水のある場所に汲みに行くのだそうですが、
現在は井戸はありませんし、衛生上も問題がありますよね。
ただ京都は、地下水が豊富にありまして、
水が湧くところが沢山あり、お水を汲めるところが多数あります。
伏見は酒蔵があり、その水で日本酒を作っていますので、
あちこちに水が湧いており、汲みに行けます!
幸風のオススメは、『御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ』の御香水(ごこうすい)!
日本名水百選にも選ばれていますが、まろやかで美味しい。
是非、お試しください。
![御香宮神社2](https://blog-imgs-108.fc2.com/y/u/k/yukikaze3mei/gokonomiya5-thumb-640x427-269_convert_20171221232639.jpg)
さて、ここからが算命学のお勉強です。
『なぜ、お正月に若水を汲むのでしょうか?』
昨日もお話ししましたが、
新年は、2月、寅月。
寅は五行になおすと、木性です。
![](https://blog-imgs-108.fc2.com/y/u/k/yukikaze3mei/snap_yukikaze3mei_2017124231546.jpg)
新年の木気に感謝をするとともに、
木気を生み出してくれる親にもまた敬意を表し、水を汲むのだそうです。
木を生み出すものは、
相生相剋論でいうと、何でしたか?
水生木(すいしょうもく)
水は木を生みますので、
木の親は、水になります。
木性の春の季節に若水を汲んで、「水」にも感謝をし、
一年の邪気を祓い、その年の安穏を祈るというのが、
『若水迎え』の本当の意味だそうです。
陰陽五行論、相生相剋論、
日本人の文化・風習に深く根付いていますね。
ここで、算命学のおさらい
この宇宙にある万物は、五つの構成要素に分類されます。
(五行論)
五つの気のエネルギーは以下
木
火
土
金
水
木火土金水(もっかどごんすい)と読みます。
1.木は燃えて火を生み、
木生火(もくしょうか)
2.火は燃えて灰は土に還る
火生土(かしょうど)
3.土を掘って金を得る
土生金(どしょうきん)
4.金属の表面に水が生じ
金生水(きんしょうすい)
5.水は木を育てる
水生木(すいしょうもく)
今日は、この水生木(すいしょうもく)を
私たちの日常にある風習から説明しました。
このお話の出典は「カミナリさまはなぜヘソをねらうのか 吉野 裕子 著」