新型コロナワクチン、接種しますか?

ヘルスケア

新型コロナワクチン接種の具体的スケジュールやワクチンについての情報が続々と流れています。
第一弾、2月の下旬ごろ接種される方(医療従事者の方)はファイザー製のmRNAワクチンの接種になりそうですね。その後段階を追って高齢者、基礎疾患者のある方、一般人が接種できるようですが、その方たちが接種できる時期にはどのワクチンを接種することになるのでしょうか?5月頃からモデルナ社のmRNAワクチンも打てるようになるとか・・・。日本の製薬会社もしのぎを削って研究開発中ですね。


皆さんはワクチン接種、どうするか決めましたか?
日本人がいち早く接種できそうなワクチン「mRNAワクチン」について説明したいと思います。


ワクチンの種類:mRNAワクチン(ファイザー社/モデルナ社)
接種回数:2回(1回目の接種後3週間後をめどに2回目の接種)
有効性:ファイザー社95%、モデルナ社94.5%
(インフルエンザワクチンの有効性は60%)
副反応:インフルエンザワクチンの10倍程のアレルギー反応があるとも言われています。
①ファイザー社:ワクチン接種にあたり重大な副反応(副作用)は認められず、疲労(3.8%)、頭痛(2.0%)
②モデルナ社:ワクチン接種にあたり重大な副反応(副作用)は認められず、2回目接種後に倦怠感(9.7%)、筋肉痛(8.9%)、関節痛(5.2%)、頭痛(4.5%)、痛み(4.1%)

厚生労働省”新型コロナウイルスワクチンの 副反応の収集”より

従来、感染症予防に使われていたワクチンは、病原体を培養し不活化した「不活化ワクチン」や弱毒化した「生ワクチン」が主流でした。今回使用されるワクチンはヒトに実用化されるのは始めてのもので「mRNAワクチン」という新しい種類のワクチンです。遺伝子を利用した医薬品は以前から今後最も期待されている研究分野として製薬会社で研究されていました。製薬研究においては生薬など自然界にある物質は既に出尽くしており、新たな技術での創薬が注目されていました。その中でも特に期待されていたのが核酸医薬品(DNAやRNAを使った医薬品)でした。今回のコロナウィルスというパンデミックにより、まさにこの分野が日の目をみて実用化することになったわけです。

mRNA医薬品の開発は、「ワクチン」と「治療薬」に大別され、ワクチンとしては「ガン」と「感染症」の分野で、欧米のベンチャー企業が数年間から治験を進められており、特に「mRNAワクチン」を専門として研究を積み重ねてきた企業の「モデルナ社」は、今回米国の大きなバックアップのもと、ワクチン開発に成功し、一躍名を馳せました。このようにmRNAワクチンの開発はとりあえずの成功を収め、実用化にこぎつけ、世界中で接種を勧められているわけですが、免疫持続性の効果、人種別による有効性、年齢別の有効性、疾患別ごとの安全性に関してはまだわからないことが多々あるのが現状です。長い臨床試験期間を経て十分なデータを集めて検証したのちの接種が望ましいのですが、米国のように多数の死者数が出て、医療現場がひっ迫している現状ではパンデミックを抑え込む必要があったため、実用化に踏み切ったのでしょう。
(新型コロナワクチン開発治験データ:New England Journal of Medicine

では、私たち日本人はどうしたらよいのでしょうか?
公共利益の観点からは、ワクチン接種により集団免疫(ある感染症に対して多くの人が免疫を持っていると、免疫を持たない人に感染が及ばなくなる)を獲得することでコロナウィルスの広がりを抑えることができ、医療崩壊が防げぐことができるのであれば、積極的に接種することが望ましいと思うのですが、その反面、個人利益の観点からみると皆が皆にメリットがあるわけではなく、個人が位置する年齢や社会によってメリットは変わってくると思われます。
高齢者や基礎疾患を持っている方はリスクより接種メリットの方が大きいでしょうし、医療従事者や介護従事者、リモートワークができず、人と接する職業に従事する方など、新型コロナウィルスに感染するリスクが高い社会に所属している方もしかりです。
最終的にワクチン接種は、個人の判断に委ねられるものだと思います。
あなたは、新型コロナワクチン、接種しますか?

次回はこのワクチン開発と算命学を結び付けてお話ししたいと思います。

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