徒然算命学 第12回 『算命学と歴史ミステリー ③』

徒然算命学

算命学と歴史ミステリー②までで、
松尾芭蕉の日干、年干支、4つの月干支候補がでました。

最後に生まれた日、日干支を出す作業をしてみましょう。
少し面倒くさいのですが、天干が丙の日を全て出して、
十大主星に鳳閣星(自然体・自然に親しむ)、調舒星(芸術・孤独)の星が出る所をつぶさに検証してみます。

●候補1

11月10日(丙寅) 11月20日(丙子) 11月30日(丙戌)

●候補2

12月10日(丙申) 12月20日(丙午)

●候補3

5月14日(丙寅) 5月24日(丙子) 6月3日(丙戌)

●候補4

6月13日(丙申) 6月23日(丙午)

上記の10日が、最終候補となりました。

それでは、上記候補を全て命式にしてみましょう。

★候補1-1) 1644年11月10日—丙寅

龍高天胡
鳳閣龍高鳳閣
天貴玉堂天馳

<命式の特徴>

・亥申の害
・申寅の対冲

・推逆局
・円推局

・才能:北天運の鳳閣星

・六十花甲子:物事を一途に追求することが苦手。

判定:この日生まれとは考えにくい。

★候補1-2) 1644年11月20日—丙子

龍高天胡
牽牛車騎車騎
天報玉堂天馳

<命式の特徴>

・亥申の害
・準方三位 ・半会

・入局無し

・才能:西天運だが特筆する才能は無い。

・六十花甲子:頭が良いが、気が変わりやすい。

判定:この日生まれとは考えにくい。

★候補1-3) 1644年11月30日—丙戌

龍高天胡
鳳閣車騎禄存
天庫玉堂天馳

<命式の特徴>

・亥申の害

・殺局

・才能:北天運の鳳閣星

・六十花甲子:社交性はあるが、孤独な勉強などには耐えられない。不信の業。

判定:この日生まれとは考えにくい。

次回は、候補2を検証してみたいと思います。

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