離郷して陽転させる場合はどこへ向かうと良い?

算命学解説

離郷することで宿命通りになり、陽転する人は
子丑天中殺、辰巳天中殺、戌亥天中殺、宿命中殺がある人(生月、生年中殺)、日座中殺(甲戌、乙亥)、立地反剋、宿命に月支に対沖がある人、宿命に異常干支を持っている人、変剋律大運(異常干支が2つ以上回ってくる)が回ってくる人です。

では、離郷しどこへ向かって行ったらよいのでしょうか?

①干合の方向

②調候の守護神の方向

③旺地の方向

例題 寅卯天中殺(宿命生月中殺)

①干合の方向
日干「戊」の干合する干は年支にある「癸」です。
干合すると戊癸は火質に変化します。火質の方向は南です。

②調候の守護神の方向
卯月の戊の調候の守護神は、丙、甲です。
丙は火質で方向は南、甲は木質で方向は東です。南か東、もしくは南東の方角になります。

③旺地の方向
戊の旺地は土質で中央です。この場合は方角が取れません。

順番的には、①干合の方向→②調候の守護神の方向→③旺地の方向ですので、宿命に干合の無い方は②や③をとる形になります。

この例題の方が離郷し、向かうと一番良い方角は、南ですが、南東でも構いません。

この方はイギリス生まれの方で、現在日本在住です。
イギリスからみると日本の方位は南南東です。この方が陽転する方向は日本で間違いありません。

メルカトル図法では正確な方位がとれません。正確な方位を取る時は正距方位図法の地図を使用してください。起点は生まれ育った地域になります。

宿命を陽転させる方向を是非、参考になさってください。


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