2019年10月創喜塾大阪講習会に参加して①

算命学講習会

この一年算命学から足が遠のき、ブログの更新も途絶えていました。
創喜塾の講習会には度々参加していましたが、
あまり頭に入って来ず、ぼんやりと聞いていた感じでした。
今月の講習会は、退職し、元気を取り戻してからの参加だったので、
自分の中にスーと入り込み、どんどん頭も回転していきました。
人間には時間や心の余裕が必要なんだなあとあらためて感じた次第です。

前置きが長くなりましたが、
今回の講習会は、光体占技と課題を抱えた子供のサンプル鑑定が主テーマでした。

1、光体占技
光体占技について、独学で勉強をしていて、少し知っていましたが、
この占技は実践ではあまり使えない占技、もしくはまだ検証が必要な占技なのでは?
と個人的には思っています。

理由1
「参型の運」の説明には、車騎星を例にとっていますが、
今のところ高尾先生は車騎星の例しか説明しておらず、
他の十大主星の例の説明がありません。
まだ、車騎星の場合しか適応できないことの現れであり、
この占技が検証中ということは考えれないでしょうか?
実際にこの占技を使って鑑定している鑑定士が少ないのが現状です。
仮にこの占技が有効な占技の一つでれあれば、もっと使われていてもいいですよね?
創喜先生は、今後車騎星以外の星が光体になった場合はどうのような現象になるかを
考察していくと仰っていました。
どのような内容になっていくか楽しみであり、私自身も考えてみたいと思います。

理由2
「箕型の運」
光体が命式内で干合または暗合されている型。
光体が変化するため、才能が分散してしまい、
才能星を集中して発揮することができず、
生かすことが難しい才能とあります。

今回の講習会では、例としてジャッキー・チェンさんの命式が挙げられていました。
ジャッキー・チェンさんは才能星が調舒星ですが、
これが命式内で暗合され才能星として生かせず、
東方にある車騎星を輝かせたとの解釈でした。

でも私の解釈は違います。
皆さん、才能って何だと思いますか?
才能って集中しないと発揮できないものだと思いますか?
才能を発揮するのに、分散ってマイナスに転じるのでしょうか?
もしそう解釈するとするなら、
なおさらこの光体占技が使えないと思う理由の一つです。
私は分散も才能の一つだと思っているからです。
ジャッキー・チェンさんは、調舒星という表現力が分散するから、
正規の演技という表現力(調舒星)だけではなく、
体を使ったアクション(車騎星)を通しての表現力も取り入れることができたのです。
彼の魅力は調舒星と車騎星の融合であり、分散力なのです。

そして、この解釈はサンプル鑑定の課題を抱えたお子さんにも通ずるものがある
と思っています。

皆さんも一緒に考えてみてください。
長くなったので、次回に続きます。

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