算命学解説

算命学解説

金多くして水濁る

日干水質で命式に金質が多い場合は「金多くして水濁る」の命式となります。日柱月柱年柱癸乙庚酉酉申五行に直すと日柱月柱年柱水木金金金金月干「乙」は年干「庚」と干合し、乙(木)→辛(金)と金質に変わります。すると日干以外、全て金質になります。変化...
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土多くして金埋もれる

日干が金質で土質が多い命式の場合、「土多埋金」となります。日柱月柱年柱庚戊己戌辰未五行に直すと日柱月柱年柱金土土土土土金質というのは、掘り起こされ、加工され、道具となって始めて世の中の役に立ちます。庚なら鉄鋼、斧、刀剣、辛なら宝石です。道具...
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火多くして土崩れ、舞い散る

日干が土質で火質が多い命式の場合、火質に生じられすぎて、土は乾燥し砂漠のような状態になってしまいます。火源の木質があれば、さらに火は燃え、土を乾燥させます。命式に水質があれば良いのですが、なければ乾燥した土は砂となり、風に舞い飛び散っていき...
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明けました、2025年「乙巳」

算命学では、節分が終わりますと年が明けます。2025年は2月3日から新年です。今年は「乙巳」の年です。乙というのは草花を表しています。巳というのは蛇ですが、季節は初夏です。「乙巳」は夏の草花です。昨年は「甲辰」、晩春の樹木でした。昨年から引...
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木多くして火つかず

日干が火質で木質が多い命式の場合、燃料の木質が多すぎると、くすぶるだけで火はつきません。例題の方は、日干「丁」で炎です。丁は焚火、ろうそくの火とも言われています。日干の炎はたくさんの木質に囲まれ、木質が多すぎでくすぶっている状態の命式です。...
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流木、腐木の宿命

日干が「甲」=木の命式には二種類あります。生きている木質と死んでいる木質。生木とは甲戌、甲寅、甲辰。死木とは甲午、甲申、甲子。生木は、葉を茂らせ、花をつけ、実をつけて役に立ち、死木は、材木となり、活用されるか燃えて人の役に立つ使命です。生木...
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大運天中殺の入り方

大運天中殺とは自分の運気の枠が外れるときです。大運の流れは10年で変わります。大運天中殺は10年、20年、人によっては40年、60年、一生涯が天中殺というような人もいます。また全く廻って来ない人もいます。大運天中殺に入ると人間関係が大きく変...
サンプル鑑定

辰巳天中殺と井蘭斜格

2024年は辰、2025年は巳年と年運で辰巳天中殺です。昨年末、日本の未来の医療発展を妨げるような社会問題が起こりました。ある医師がSNSで倫理観の欠如した不適切な写真を投稿したことで、大炎上したことが発端です。写真はすぐに削除され、そのア...
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散法-害について④

後天運で害が廻ってくる方のサンプルを見てみましょう。1960年11月10日生まれ 辰巳天中殺 女性陰占日柱月柱年柱壬丁庚寅亥子戊甲癸丙壬甲【陰占命式の特徴】●二柱異常干支(庚子、丁亥)●天干干合あり(壬-丁)●支合あり(亥寅)●準方三位あり...
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散法-害について③

前回では、害の現象について説明しました。害は直接的な邪魔が入り、まとまろうとしているのにまとまらないのですが、そんなときは精神と現実をまとめる必要はありません。まとまらないということを「あー、なんか違うなあ」と一旦は受け止めるけど、受け流す...