「庚午」はこんな人・・・
表向きは単純明快、理性的でシャープに見えるのに、内側では深く強い“情”を秘め、複雑な思考がグルグルと働いています。このギャップのせいで、感情の波である“喜怒哀楽“の強弱が大きくなることもあります。この庚午の“感受性の幅”によって、人生の浮き沈みがあり、その経験により知性を積み上げていきます。
生まれつきご両親と同じ、もしくはより高い精神レベルを持ちやすいために、幼い頃は家の中で“ちょっと合わない”“反発しやすい”といった傾向が出やすくなります。行動も思考もどこか家族とは別方向へと向かうため、逆風から始まる運気。そのため、庚午は「離郷の命」とも呼ばれます。
庚午の人生は三部構成のドラマです。
- 若年期:エネルギー全開!勢いで突き進む時期。
- 壮年期:おだやかで大人の余裕が出る時期。
- 晩年期:若い頃のパワーが戻ってくる、第二の燃焼期。
短い期間で大きなエネルギーを燃やせるタイプなので、人生の速度は人より少し早くなります。
また、庚午は過去の経験を未来の力に変える才能を持っています。失敗も成功も全部成長の糧となり、学んだことを活かして、未来へ向けてしっかりと道を切り開きます。

庚午は波乱もエネルギーに変え、自分の可能性を広げていける人です。必要なのは、“過去を見つめ、未来へ繋げる視点”だけ。
